滞在二日目に伺ったのはこちら。

Leroy and Lewis Barbecue
所在地
: 5621 Emerald Forest Dr, Austin, TX 78745 
営業時間:
日、月、水、木  11:00 – 21:00
金、土  11:00 – 22:00 
火曜日定休
HPhttps://leroyandlewisbbq.com

なんと「The top 50 Barbecue Joints in Texas 2025」 で No.2!
2021年のランキングNo.5からの飛躍!
訪れた時点でリストは発表されていませんでしたが、いきなりTop 50のNo.1とNo.2を引き当ててしまいました。

BBQを心ゆくまで堪能するため、この日は朝からグラベルロード(未舗装路)を85kmほど自転車で走り準備万端。それではレポートです。

アメリカの牛肉生産は放牧+フィードロット方式が多いので牧草地には牛がたくさん

12:24
現着。お店の外に行列は見えず。案外すぐに食べられるかも!と車を止め、店内に入るとやはり長い列が。

アメリカンBBQの多くの店はテーブルサービスではなく、カウンターサービスです。

「まずお肉を注文→スタッフがお肉を切り分ける→隣にいるサイド担当のスタッフにサイドを注文→カウンター端あるレジに移動→ドリンクを注文して会計を済ませてフードを受け取る」

この一連の流れを一組毎に行うため、なかなか時間がかかるのです。並んでいる間に他の方のレビューを参考にしながら、何を頼むか、あれこれ思いを巡らすので楽しい時間ではあるのですが。

2024年にはミシュランガイドによる「One MICHELIN Star」を獲得

「New School BBQ, Old School Service」 

店内に掲げる Leroy and Lewis Barbecue のモットー。
「聖なる三位一体」(ブリスケット、リブ、ソーセージ)に固執せず、 Daily special などの限定メニューとして、ダックハム、オックステール、ビーフクロッド、ビーフベリーベーコン、など様々な部位を高度な調理技術で提供する彼らからは「冒険的な」一面さえ見えてきます。

ポークリブが通常メニューにないことにも驚きましたが、それは彼らが地元の牧場や農場からのみ食材を調達しているからだとか。週に3〜4頭の半身の豚しか入荷しないため、お店で提供できるだけの数が確保できないのですね。リブはありませんが、豚を丸ごと解体する際に取れる、腹肉が付いた超希少なポークリブを使った「ベーコンリブ」を土曜日のランチ限定で提供しているそう。くぅぅ〜!いつか食べてみたい!!

「ホールアニマルブッチャリー」(動物を丸ごと解体すること)に重きを置くのは、オーナーのエヴァン (Evan LeRoy) が以前の職場で「箱詰めの牛肉にうんざりした」経験から生まれたものだそうです。食材調達のこだわりや肉料理、サイドディッシュの多様化が評価を受け、フードトラックでの営業を経て、2024年に5,000平方フィートの実店舗をオープンさせるまでになったそう。実力派と評される所以でしょうか。

サイドが豊富。調味料に味噌が使われていたり、キムチまである!

広々とした店内の半分は予約制のステーキナイトのための「ファインダイニング」として機能している。バーが併設されていたり、Tシャツやラブなどのグッズ販売も。


13:21
小1時間が経過し、オーダーの順番が回ってきました。悩みに悩み、我々が頼んだのは、2 meats & 2 sides で、お肉は beef cheeks(牛頬肉)と pork hop sausage(ポークソーセージ)、サイドはtexas red chili frito pieと chori-papas それにプラスしてブリスケット1/4 pound 、フラットアイアン 1/4 pound (肩甲骨周辺から取れる部位で日本ではミスジ)

爽やかな風が通り抜けるパティオに移動して、さて実食。


ビーフチークス。口に入れた瞬間に感じる主張あるラブ。なるほど、ここは強めの配合なのでしょう。確かに、先ほどグッズ売り場で見たオリジナルラブの商品名も「HARD CORE」でした。適度な噛みごたえと口の中に広がる肉の旨味。発達した筋肉の頬肉をここまで柔らかく、しっとりさせるなんて。なんでも4時間ほど燻製した後、コンフィで仕上げているとか。フレンチの調理法を取り入れているとは、アメリカンBBQに新しい風ですね。

ポークソーセージ。自家製の粗挽きソーセージ。豚肉、そして「シトラホップ」と胡椒、スパイスなどの調味料、全てが上手く混ざり合い、完璧な乳化が起きていることを、この満足度が高いブリッとした歯応えが裏付けています!結着力が低いため難しいとされる粗挽きのソーセージをこんなにイキイキと仕上げるなんて!なんという調理技術。初めての感覚です!うまい!

ブリスケット。1/4 poundを頼んだからか少し小さめ(端の部分が当たったかな) 脂も通常のブリスケットより少ないので、レビューするのがとても難しいです。またいつの日か訪れてしっかり味わいたいです:)

フラットアイロン。多くの方が注文されていたので我々も挑戦。アメリカンBBQでミスジを食べるのは初めてです。柔らかいとレビューで読んでいましたが、これ柔らかいかなぁ…? 個体差があるのかもしれませんが、我々がいただいたものは肉厚で大胆な肉の味。そう、NYストリップのように噛めば噛むほど肉肉しい感じ。そこへHARD COREなラブがパンチを効かせ、さらに力強い味わいを楽しませてくれます。

Texas red chili frito pie. テキサスを象徴する深く心温まるスナック、フリトーパイ。みんな大好き frito (コーンチップス)の上にチリ、チェダーチーズ、角切りの玉ねぎが。「テキサスレッドチリ」とはチリに豆を含まないことで有名。スパイシーなビーフチリがたっぷり載っているのですもの。美味しいに決まってる!frito大好きだし!

chori-papas. 腸詰めされていない、ケーシングなしの牛肉チョリソーと揚げた赤じゃがいもに、チーズとハラペーニョサルサがトッピングされています。文字に起こしただけで味を思い出し、お腹が減ってしまう破壊力。腸詰めされていないからこそ、揚げた芋との一体感があります。チョリソーやハラペーニョサルサの辛味をチーズが優しく抑えてくれて、次から次へと手が止まらない。エヴァンのお祖母様のレシピによるものだそう。

ピクルスは赤玉ねぎ、きゅうり、ハラペーニョ。ここのマスタードソースがとても美味しかったのでお土産に買って帰りました。

ソーセージの粗挽き感、伝わるでしょうか…

14:10
退店。2時間弱かかりました。No.2となった今では3〜4時間は必要かもしれないですね。お店の敷地内に駐車場があるので安心です。

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